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フルートの音色・・・ベームの円錐管

昨夜は、大阪・難波にある管楽器専門店Rootsで開催された

  Rootsサロンコンサート シリーズⅢ~
  榎田雅祥・サロンコンサート ≪お話と演奏≫
     フルートの変遷

に行きました。11月にあった前田りり子さんのセミナーの続きのようなセミナー&コンサートで、
一部重複する内容もありましたが、主に19世紀のフルートについてのお話と演奏がありました。

いろいろ面白いお話がありましたが、

  フルートを円筒管から円錐管にすることのメリット

として、前田りり子さんがセミナーで仰っていた

  オクターブの音程がとりやすくなる

ということ以外に、

  低音までしっかり出るようになる

ということをあげられていました。

今のフルートの胴部管や足部管は円筒管になっていますが、
ベームの1832年モデルは円錐管で、これがいい音なんです!

ただ、デメリットとしては、フルートが進化するにつれて
穴が大きくなって、大きな音が出るようになって、
ピュアな音が出るようになった反面、

  倍音が少なくなって音が悪くなった

と仰っていました。

バロックフルート(フラウト・トラヴェルソ)から
ルイロットまで吹き比べて下さいましたが、
確かにそういう印象を持ちました。

バロックフルートは、深みのある音が出るので、

  ヴィブラートをかける必要がなかった

けれど、今のフルートは、音が悪いので

  ヴィブラートをかけて誤魔化すしかない

というお話をされていたのも、頷けます。

終了後には、榎田さんが持ってきておられたいろいろなフルートを
実際に吹いてみることができたので、

  ベームの円錐管

を吹かせてもらいましたが、キーが繊細にできているので、
軽く押さえないといけません。また、リングの穴がちょっと大きいような
感じで、慣れるまでちょっと押さえにくかったですが、
少し練習すれば大丈夫そうです。

この楽器はオープンGisに改造されていたのですが、
先日、オープンGisのフルートを吹いてみる機会があったので、
なんとか音は出すことができて良かったです。

榎田さんはこのフルートをとても気に入られているようで、

  円錐管のフルートを作ったらいいと思う

と仰っていました。

古楽器に興味を持つと、どんどん入り込んでいってしまう・・・というのが
よくわかるセミナーでもありました♪
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