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神戸国際フルートコンクール 審査員による「スペシャルコンサート」

昨日(2009年4月3日)は、神戸国際フルートコンクールの

  審査員によるスペシャルコンサート

を聴きに行ってきました。コンサートは19:00~でしたが、
よい席に座りたいので18:20頃に会場に着いたのですが、
すでに神戸文化ホールの入り口付近まで
開場待ちの人の列ができていました。

ただ、開場の中ホールでも900人ほど入れますので、
演奏者からほどほどに離れていて、演奏者の指の動きなども
わかる比較的前の方の席に座ることができました。

その後、だんだん人が増えて来たところで、
上野星矢さんがロシアのフルーティスト2人と入ってきて、
私と同じ列の隣に座りました。

私のすぐ隣に座ったのが、三次予選で良い演奏をしたGrigory MORDASHOVさん、
隣が二次予選まで残ったAlexandra GROTさんで、さらに上野星矢さんが座って
いろいろおしゃべりをしながら演奏を楽しんでおられました。

会話は、フランス語、ロシア語、英語が混在していて、不思議な感じでしたが、
ロシア人同士の場合は、当然、ロシア語で、上野さんとGROTさんはフランス語で、
MORDASHOVさんと上野さんは英語でお話をされていました。

このクラスの音楽家になると、いろいな言葉をある程度使えないといけないのでしょうね。

余談はさておき、コンサートの方ですが、
想像していた以上に、面白い演奏会でした。

前半は、金昌国さんが、後半は峰岸壮一さんが司会をされ、
以下のような曲が演奏されました。

 フリードリッヒ・クーラウ: ファンタジーニ長調 op.38-1
   神田 寛明 (フルート)
 フランク・マルタン: バラード
   尹 慧利(フルート)・辻本 知美(ピアノ)
 ジークフリート・カルク=エレルト: 交響的カンツォーネ
   アンドレア・リーバークネヒト(フルート)・與口 理恵(ピアノ)
 マラン・マレー/ピエール・ブーレーズ: 「スペインのフォリア」にちりばめられた「うつろいゆくもの5番」
   フェリックス・レングリ (フルート)
 ポール・タファネル: トマの「ミニョン」による幻想曲
   フィリップ・ベルノルト(フルート)・西脇 千花(ピアノ)
 カール・ライネッケ: バラード op.288
   酒井 秀明 (フルート)・西脇 千花(ピアノ)
 ガブルエル・フォーレ: コンクールのための小品
 ルーカス・フォス: 3つのアメリカ風小品
   キャロル・ウィンセンス(フルート)・石橋 衣里(ピアノ)
 ヘルベルト・ウィリィ: フルートソロのための小品
   ウォルフガング・シュルツ (フルート)
 アントン・ドヴォルザーク: ロマンス
   ウィリアム・ベネット(フルート)・石橋 尚子(ピアノ)

リーバークネヒトさんの演奏が終わると、
Alexandra GROTさんと上野星矢さんが

   「ブラボー!」

と声を上げておられましたが、きれいないい演奏でした。

私が、いちばん凄いと思ったのは、その次のフェリックス・レングリさんで、
24Kのフルートとは、信じられないほど柔らかい音色で
古典と現代音楽を交互に演奏されました。
古典の方だけなら、フラウト・トラヴェルソで吹いていてもよさそうな
そんな雰囲気を感じさせる音色で、とても驚きました。

次のフィリップ・ベルノルトさんのミニョン・ファンタジーも
お得意のプログラムというだけあって、素晴らしかったです。

その後、ちょっとピッチが低いかな・・・という演奏もあったりしましたが、
どの演奏も楽しく聴くことができました。

プログラムが終わった後も、拍手に応えて、
以下のフルートアンサンブルが披露されました。

 モーツアルト: 魔笛 序曲(フルート四重奏)
   フェリックス・レングリ/キャロル・ウィンセンス/アンドレア・リーバークネヒト/フィリップ・ベルノルト
 ヨハン・シュトラウス:喜歌劇 こうもり より (フルート二重奏)
   ウォルフガング・シュルツ/神田寛明
 1分でわかるベートーヴェンの交響曲全曲(?)
   ウィリアム・ベネット/酒井秀明/金 昌国/尹 慧利

どれも楽しい演奏で、よい演奏会でした。
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