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第7回 神戸国際フルートコンクール 二次予選の結果など

3月26日から始まった第7回 神戸国際フルートコンクールを聴きに行っています。

一次予選は一部(21人)の演奏しか聴きに行くことができませんでしたが、
3月30日・31日に行われた二次予選は全部聴くことができました。

二次予選に進んだ24人の中で、素晴らしいフルートの響きを聴かせてくれたのが
上野星矢さんでした。二次予選には、彼も含め日本人が8人残っていましたが、
他の7人は残念ながら三次予選には進めませんでした。

一次予選、二次予選を通じて感じたのは、

  日本人の演奏は、音もきれいで確実な演奏をする人が多いのですが、
  画一的な演奏が多くて、個性が感じられない人が多い

ということです。特に、同じ音大の人の中に

  この人の演奏は、前に演奏した○○さんのコピーのようだ

と思える演奏が複数あったのは、残念でした。コンクールでは、

  これが、私の演奏よ!

というものを聴かせて欲しいと思います。

三次予選に進んだのは、以下の方々で、

   FRISOF, Sarah      アメリカ
   EMIGH, Megan      アメリカ
   RUSSO, Alessandra    イタリア
   EVANGELISTI, Matteo  イタリア(*)
   SEMOTYUK, Mariya   ウクライナ(*)
   KOCH, Daniela      オーストリア
   KINDYNIS, Sakura    フランス
   BARILI, Sophie      フランス(*)
   SCHNEIDER, Loic    フランス
   ZHANG, Qiao         中国
   UENO, Seiya         日本(*)
   BOURIAKOV, Denis    ロシア(*)
   MORDASHOV, Grigory   ロシア(*)

(*)をつけた人は、私が三次予選に確実に進むだろうと予想した人で、
私は韓国のSHIN, Jihoonさんもよかったと思ったのですが、
アジアからは、日本、中国から1名ずつしか残りませんでした。

上野星矢さん以外で、二次予選が特に良かったと思ったのは
ロシアのBOURIAKOVさんとフランスのBARILIさんでした。

ちなみに、私はフルートの音、特に響きに注目して聴いていたので、
審査員の方々が聴いておられるところとはズレがあると思いますが、
このレベルになってくるとテクニックなどは、みなさんスゴイので、
ミスをすれば、その時点でアウト。
響きとか、演奏の切れとか、そういうところの差が勝敗を分けるような気がします。

また、二次予選はピアノ伴奏があったのですが、
伴奏の善し悪しも、かなり影響したと思います。

主催者側で用意した伴奏者に伴奏してもらう人が多かった中で、
一部の日本人と中国人の方は、自分で伴奏者を連れてこられていました。
いつも伴奏してもらっている人の方がやりやすいのかもしれませんが、

  主催者側で用意された伴奏者のにお願いした方が、
  よかったのではないか?

と思える演奏が複数ありました。

石橋衣里さんと西脇千花さんの伴奏は、
フルートとのバランスをよく考えられたもので、
フルートもさることながら、ピアノ伴奏の方に感心する演奏もありました。

一方、出演者が自分で連れて来られた伴奏者の中には、

  ピアノは確かに上手いけど、フルートの音が聞こえない

というケースがありました。せっかく、よいフルートを吹いているのに、

  伴奏とのバランスが悪いせいで、三次予選に進めないだろうな

と思ったケースもあったのは、ちょっと残念でした。

海外からの参加者が自分で伴奏者まで連れてくるのは大変ですから、
公平性という点からも、

  主催者で用意した伴奏者以外は認めない

というのが、本来あるべき姿ではないかと思います。
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