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シューベルトの3大歌曲

私は広島の出身ですが、青森県の弘前大学に進学しました。

大学の入学式で、大学のオーケストラと合唱団の演奏が行われたのですが、
合唱が想像していたよりずっと良かったので、「私もやってみたい!」と思い、
早速、練習を見学に行って、即、入団しました。

1年生の時は楽しくやっていたのですが、
2年生の時に、当時、学生指揮者をやっておられた
先輩(教育学部音楽科)の発声指導法に疑問を感じ、

 「自分の発声は、自分でやり直してきます。
  納得いく声ができるなるまで、休団します。」

と言って、(正確に覚えていませんが)9か月くらい(?)
休団していた時期があります。

先輩や団友たちは、

 「そこまで、深刻に考えなくても・・・」

と言って、慰留して下さったのですが、
私は結構、頑固なところがあるので、
  ・・・これは、私の利点であり、欠点でもあります。
自分のわがままを通しました。

そんな訳で、2年生の時の合唱コンクールと定期演奏会に、
私は出ませんでした。(歌は、練習はしていましたが・・・)

で、「自分の声は、自分でつくる」と宣言したものの、
指導してくれる先生がいる訳ではありません。

そこで、当時、最も好きな歌手だった

  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ さん

のレコード録音を参考にして、自分の声づくりをすることにして、
最初に シューベルトの歌曲集「冬の旅」 の練習をすることから
始めました。

とりあえずは、模倣から始めようと、録音を聴きながら
一緒に声を出して歌うわけです。

ただ、私は、合唱団ではセカンド・テノールのパートを受け持っていましたので、
バリトンの声になってはマズイだろうと思い、やはり、好きだった

  ペーター・シュライアー さん

のレコード録音も参考にすることにして、
次に シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」の練習をしました。

で、ここまでやったら、自然の成り行きで、
シューベルトの歌曲集「白鳥の歌」も全曲をやり、そのおかげで、
シューベルトの3大歌曲集を、ほぼ暗譜することができました。

更に、シューベルトやシューマン、モーツァルトなどの歌曲なども
練習をして、ようやく、「これなら文句はないだろう」と言える声に
なったと思い、パートリーダーをやっていた先輩に声を聞いて
もらったのですが、

  「うっ、ちょっと大変なことになった・・・」
  「どうしてですか?」
  「フィッシャー・ディスカウ みたいな声になってる・・・」

と言われてしまいました。

  ・・・そりゃ、そうでしょう。彼の声をお手本にしたんですからね。

そんなことがあって、合唱団に復帰したのですが、
その時、ある団友が私に

  「帰って来たウルトラマン」

という あだ名をつけてくれました。

ちなみに、合唱団では相変わらず、テノールとして歌っていましたので、
その後、よりテノールらしい声になるよう、声づくりを続けたのは
言うまでもありません。
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