♪ フルートのコンサート・メモ ♪
    Memorandum of the flute concerts
 
    第20回宝塚ベガ音楽コンクール入賞者記念演奏会 ベガ・ウィナーズコンサート
      2009年2月17日(火)15:00〜 宝塚ベガ・ホール
      前売 1000円(当日1500円)

      <出演>
        フルート:押部 朋子(木管部門第一位)
        ピアノ: 鈴木 翔太(ピアノ部門第一位)
      <曲目>
        バッハ:平均律クラヴィーア曲集1巻12番 f-moll BWV.857
        モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番 Es-dur KV.282
        土田 英介:ファンタジー第1番(2003)
        スクリャービン:幻想曲 h-moll Op.28
        ドビュッシー:前奏曲第1巻より
          X. 沈める寺 XII.ミンストレル
        ブラーヴェ:ソナタニ長調 Op.2-2
        C.P.E.バッハ:ソナタ イ短調 Wq.132
        ジョリヴェ:リノスの歌


●感想

    昨年行われた第20回宝塚ベガ音楽コンクールで第1位になれれた鈴木翔太さん(ピアノ部門)と押部朋子さん(木管部門:フルート)によるウィナーズコンサートに行ってきました。

    宝塚ベガホールはステンドグラスのあって見た目も綺麗なのですが、音もかなりよく響くホールです。

    前半は鈴木翔太さんによるピアノ演奏で、どの曲も美しいピアノの音色でした。
    最初に演奏されたJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻12番」は、バロックにしてはちょっときれい過ぎるかな・・・と感じるほど綺麗な演奏でした。個人的には、ロマンチックな演奏よりも、もう少しバロック的なカチッとした演奏の方が好きですが、聴いていて心地のよい演奏だったと思います。
    モーツアルトのソナタ第4番も綺麗な演奏でしたが、特に第2楽章はよく歌われていて良かったと思います。
    内田英介の「ファンタジー第1番」ではテクニックをしっかり聴かせて頂きましたし、スクリャービンの「幻想曲」は力がこもった熱演でした。
    最後に演奏されたドビュッシーの前奏曲も良かったですが、その前のスクリャービンが熱演だったせいか、ちょっと印象が薄くなってしまったのが、惜しかったです。

    15分の休憩をはさんで、後半は押部朋子さんのフルートでした。
    押部さんのフルートは、全部の音をしっかり吹いているという感じで、テクニックは素晴らしいと思いましたが、体をかなり大きく動かされるせいもあってか、前半は「ちょっと自分の世界に入りすぎかな?」と感じました。

    最初に演奏されたブラーヴェのソナタは、しっかりしたよい演奏ではあったのですが、自分の世界に入り過ぎているような印象を受けました。

    2曲目のC.P.E.バッハの無伴奏ソナタの第一楽章も、同じような感じで始まったのですが、曲の途中で退席する困った観客がいて、どうなることかと思いましたが、これをきっかけにより引き締まった演奏になったようです。第一楽章でハプニングがあったのが残念でしたが、第二楽章と第三楽章はとてもよかったと思います。

    最後に演奏されたジョリヴェのリノスの歌は、高度なテクニックが素晴らしい切れのある演奏でした。

    フルートの曲は、一般の人にはあまりなじみのない曲だったので、その分、損をしたかな。。。という気もしました。こういう演奏会では、みんなが知っている曲も入れた方がいいように思います。


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